IT勉強会で懇親会をするとき気をつけること
これまで、江戸前セキュリティ勉強会やまっちゃ445勉強会を中心に、IT勉強会で懇親会の担当をする機会に多く恵まれてきました。
その中で、懇親会を企画する際に、気をつけたほうがいいと思ったこと、これまでうまくできなかったことを、
参画から5年(もうすぐ6年)の節目で、一度まとめておきたいと思います。
色々と教えて頂いたid:ripjyr id:vulcainに多謝!
予約者数
- 勉強会参加者の6割が入る箱を探す
- (9/23追記)上記人数は規模に応じて想定割合は変更する。上記の数字は勉強会出席者が100人の場合の想定
- (9/23追記)下記は一例(勉強会参加者が多いほど人数が読みづらいけど、多いほど懇親会出席率は低くなる傾向があると思う)
- 勉強会参加者< 70人 → 0.7-0.8
- 勉強会参加者> 100人 → 0.55くらい(少し少なめ)
- 当日になってキャンセルが出るのは日常。経験則では5-10%程度
- (9/27追記)事前にリマインダを送付して、当日キャンセルを防ぐ
- 忘れている人、予定が変わった人は往々にして発生するので
- 特に、年度末は予定外タスクが発生してドタキャンが多いので注意
- できれば、1週間前,直前の2回くらい送付しておくと良い
- 最初は、勉強会参加者数*0.6*0.85くらいの人数で席を予約、少し様子を見てから人数を増やすようにしている
- お店のご厚意で、懇親会Z日前までなら人数減OKの場合は、逆に勉強会参加者数*0.6*0.9で予約して、ギリギリまで人数を調整している
- (9/27追記)事前にリマインダを送付して、当日キャンセルを防ぐ
会場の選定
- チェーン店はなるべく使わない。使ってもあまり大規模展開していない店を選ぶ(話題性に欠ける)
- 会場からの移動距離がなるべく少なく、道がわかりやすい店舗が好ましい
- 上記のような都合の良い店舗がない場合は、地図を配布するなどフォローしきれるか検討する
会費の設定
- 最初の提示額は高めにしておく。そして、後述の交渉で安くできそうならあとから安く修正する
- じゃないと、参加者をがっかりさせてしまうので・・・・
- 社会人が普通の宴会に、気前良く出せる限界は4000円が上限(だと思っています)
- 下記などの無料枠を設定するのであれば、その上で計算する
- 講師無料(大人数でまかないきれない場合は、勉強会本編と予算調整)
- 会場提供無料枠(何人まで?)
- 学生割引は、学生出席率に応じて検討。回数を重ねれば大体学生参加率がわかるのでそこから算出
- 最低でも1000円引きになるように配慮したいと個人的には思っている。
- ドタキャン率も、回数を重ねることで大体わかってくるので、ざっくり算出
予約するとき確認すること
最小催行人数/最大収容人数
- よほど小規模じゃなければ、最大収容人数のほうを気にしたほうが良い。
- 人数が増えた時に何人まで受け入れてくれるか?というのが重要
- 最少催行人数は人数が少ない場合、貸切の場合は会の実施に関わるので重要
いつまでに人数確定が必要か
- 良心的な店舗だと、いえば、前日まで待ってくれることがあるので粘り強く交渉
- 逆にあっさり”前日でもいいっすよ”の店舗は、いい店か怪しい店かのどちらか
会場/飲み放題の時間
- 会場は何時間制?
- 2.5h以上やってくれる店舗を優先
- 飲み放題のラストオーダーは?(30分前?1時間前?)
個人的には、会場の時間がながければ、飲み放題のラストは少し早めでもいいと思っています。 (参加者は飲みに来ているのではなく、参加者間の交流を楽しみに来ているので)
- 会場は何時間制?
予算
- クーポン使用の可否
- 個人的には、クーポン使わないからAAAA円でやってよ!って交渉するのが好き
- 人数が多いと、スケールメリットが示せるので500引きくらいは普通に狙える
- それでもどうしても予算を超えるようなら、1品少なくしてでも安くして!っていうと案外成功する
当日人数減があった場合
- ”飲み放題だけキャンセル”ができるか交渉。良心的な店舗なら事前に言えばやってくれる事が多い(無理でも恨まないこと)
店舗内の内装/キャパシティ
- 店舗内に壁や柱がないか?(参加者が交流するために妨げになる)
- 別の部屋や離れ小島ができたりしないか?
- 貸切の場合は特に注意。孤立する参加者が発生したら、どんなに良くても、会として終わってると思う
- 人数に対して適度に移動するスペースがあるか?
- 大体参加者に対して1.1倍の座席があると動きやすい。
- ネットでも最大収容人数をチェックすること。意外とぐるなびに載っている
- 電話の店員は"80人まではいる”と言いながら、実は70人席ということがあったので、、、、
- 喫煙席の設置
- 喫煙者がいる場合、席の換気扇が近くにあるか確認する
当日(懇親会前)のワーク
- 受付/会計係にお願いして、出席者の集計をお願いする
- マイクを持って、当日追加したい人がいないかアナウンスする
- 大体、勉強会の中盤の休憩あたりで締め切って以降の対応をする
- 人数が最終確定したらお店に連絡を入れる
- 予約数より減ってしまった場合は、言い訳せず素直にごめんなさいを言う。その上で、飲み放題だけcutができないか交渉(無理なら素直に諦める)
- 予約数より増えるときは、ハコの最大数を超えないか確認する
- 最大人数を超えた場合は、狭くなってもいいから椅子などを出してもらえないかお願いする
- 追加分がコース自体の追加になるのか、それとも、飲み放題だけ追加なのか確認
- 遅れそうなとき/早く着きそうなときはお店に連絡する
- 間が持たないときは、一度解散して再度集合してもらう
- 会場への先導(集合場所と出発時間を決めてアナウンス)
懇親会中
- (9/23追記)必ず、懇親会開始前に人数をカウントする
- 迷子対策
- 受付でカウントミスしている可能性もある(会計時にびっくりはまずいので、開始前に確認して対応を検討)
- 喫煙者は喫煙席に固まってもらう
- 個人的には気にしませんが、気にする人は気にするので・・・・
- 話したことない人と話す!
- 出来る限り全体を周って、いろんな人と顔見知りになる
- 初めましての空気を出している人は、空気を読まず常連さんと間をとりもってみる
- 孤立。絶対ダメ
- キャンセル率が低かった等で金額に余裕があったら、デザートをおまけに注文する(可能なら)
- あまり多額をプールすると取り扱いに困る、というのもあるので・・・・
会計~懇親会終了
- 領収書の宛名は事前に調べておく
- 会計は担当1名でやらず、なるべく2名で実施(
幹事も飲んでるパターンが多いのでダブルチェックのために) - 会計後は、店員さんに大人数を対応してもらったことにお礼
- 終了後は、落とし物がないか机のした、椅子の下チェック!(時々あるので・・・・)
- 退店時は、改めて対応してくれた店員さんにお礼
後日処理
- 何人の人が参加したのか?何人の人が欠席したのか?
- 集計して、次回以降の会費設定の参考にする(主に当日キャンセル率)
- twitter, facebookのハッシュタグでの反応は?
- 叱咤の声があったら、次から直せばよい!
参考
9/23追記
この記事を読んでいただいてありがとうございます。想定の100倍くらい反響があって驚いています。
まさかsmartnewsやgunosyに自分の記事が載る日がこようとは・・・・・(汗
ブックマークのコメント等で頂いたご指摘から、今の自分がお返しできる内容について、追記の形で記載しました。
今後共、PDCAを繰り返して記事にもコミットしていきたいと思います。どうぞ宜しくお願いします